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エコグリーンマット

植物育成を実現する、超軽量の緑化資材

エコグリーンマットは超軽量で植物の育成を可能にした建築物緑化用植物栽培基盤です。
保水層と排水層を一体化し一枚のマットにすることで扱いやすく、敷き並べることで緑化ができます。
仕上がりがフラットで踏圧に強いため、人が自然な感覚で歩ける緑化空間をつくることができます。

  • エコグリーンマット500 特許登録済

超軽量、1枚わずか875g※ エコグリーンマット500の場合

完成時の屋上緑化基本システムの湿潤重量は約28kg/㎡。
自然土壌を使った緑化と比較して1/8以下、建築基準法の最も厳しい基準である60kg/㎡以内で緑化が可能です。
建物への負担が少なく既存ビルの緑化にも適しています。

  • 乾燥時のエコグリーンマットは1枚875gで超軽量。

わずか35mmの厚さで抜群の育成力

エコグリーンマットは特許技術である特殊繊維構造により、わずか35mmの厚さで植物の根を自然の土に極めて近い状態で保つことに成功。土を全く使わずに多彩な植栽を可能にし、薄層の屋上緑化では難しいとされてきた芝生もいきいきと育てます。しかも、踏んでも土のように固くならないので、長時間植物の根に理想的な状態を保ちます。

この軽くて柔軟な特殊繊維構造は、屋上緑化だけではなく都市緑化の様々なシーンに活用することができます。

保水・排水性

エコグリーンマットの保水能力は9.5ℓ/㎡、植物に必要な水分を十分に保持します。
一方、排水能力は20483ℓ/㎡・hr。余分な水分は速やかに排水し根腐れを防止、大雨などにも十分な排水能力があります。

またこの数値は(一社)公共建築協会の基準である240ℓ/㎡・hrを大幅に上回っており、同協会より排水性能を有することが認められています。

設計自由度

エコグリーンマットは自由にカットし施工できるので、曲線や複雑な形にも対応することができます。
デザイン性あふれる緑化空間を、人が歩けるスペースとして設計可能です。

施工性

エコグリーンマットは軽く運搬が簡単、大型重機を使用せずエレベーターでの荷揚げも可能、周辺を汚しにくいので最小限の養生で済みます。
また、マット状になっているため施工が簡単、工期、人件費を抑えることができます。

メンテナンス性

建築物を緑化する場合、後々のメンテナンスは極めて重要な要素です。
エコグリーンマットは日常的なメンテナンスから、改修、レイアウト変更、撤去まで含めた定期的メンテナンスまで柔軟に対応できます。

日常メンテナンス

日常メンテナンスはマニュアルに従い、通常の管理と同じように行えます。自動灌水システムを設置すれば、広い面積の水やりも手間がかかりません。
加えて、マット内には約2年分の緩効性肥料が含まれていますので、約2年間は施肥作業が不要です。 芝の場合は施工面がフラットなため芝刈り機の使用が可能。また土のように固くならないので、通常春先に必要なエアレーション作業も不要です。

定期メンテナンス

建築物の防水層は定期的な改修、メンテナンスが必要です。その際に発生する緑化部分の解体や撤去作業も、エコグリーンマットなら重機を使わずに、ローコストで実施可能。レイアウトの変更も手軽に行えます。

信頼性

エコグリーンマットは(一社)公共建築協会より、品質、性能、納入体制、アフターサービスが評価基準を満たしているとして評価書を交付されています。公共建築物の施工時に必要な評価業務や手続きを簡素化できるため数多く使用されています。また、ISO9001、ISO14001認証取得の国内自社工場にて生産しています。

その他にも国の定める耐風基準に対応した固定方法の採用や、下の階に足音を伝えにくい高い遮音特性を持つなど、様々な条件下での緑化を可能にします。別注対応にて消防庁の定める難燃基準に対応したシステムでの緑化も可能です。

リサイクル素材の採用

エコグリーンマットは様々な部分にリサイクル素材を採用しており、屋上緑化用植栽基盤ではエコマークを取得した製品です。廃棄する場合はサーマルリサイクルの原料となります。

製品構成 素材 原料構成
フェルト部:保水、保肥層 ポリエステル繊維 リサイクル衣料用品、リサイクルペットボトル
骨材部:通気、排水層 PP、PE樹脂 リサイクルプラスチック