物流センターの屋上緑化。緑地比率をカバー。エコグリーンマットシステム。
縁材は、ZAM鋼板製。芝生は、省管理型高麗芝。
自動潅水 年間式コントローラ使用。
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施設区分
その他 -
納入年月
2019年10月 -
都道府県
東京都 -
施工範囲
100㎡~300㎡、(約230㎡)
物流センターの屋上緑化。
海岸に近く、高層の建物の為、風圧に対しては、十分な検討が必要です。風荷重をしっかり計算し、それに対応できることが必須条件です。
縁材は、塩害にも強いZAM鋼板製を用います。
エコグリーンマットシステムは、超軽量システムですが、風荷重に応じた施工方法があります。今回は、ブチルテープ(耐根シートの上に張ります)を500ピッチにて使用します。
エコグリーンマットの中央部(裏面底)には、より接着面を増やす工夫がなされています。其処に合わせて、エコグリーンマットを敷設します。各マットは、ジョイントHにて固定していきます。
芝は、省管理型高麗芝を使用。
芝張りの後、養生ネット(飛散対策)を設置。
(ただし、芝の根がマットに降りた時点で、撤去します。飛散の心配が無いのと、後の芝刈りメンテには、逆に邪魔になります)
自動潅水 年間式コントローラ使用。
目地には、目砂(イソライト)を撒きます。
翌年には、この目地も分からない状態になることでしょう。
今回の様に、沿岸部の緑化には、塩害にも風圧にも強い芝が適しています。
緑化導入後の経過
芝は、これから冬を迎え、冬枯れ状態となりますが、また来年の4月ごろから、緑になっていきます。
エコグリーンマットシステムは、エアレーションのメンテは不要ですが、芝刈り(省管理型芝を使用している為、一般の高麗よりは頻度は少ない)や、施肥、水やり、除草は必要です。
ちょっと手を掛けてやるだけで、随分と変わるものです。