羽田の某ビルの壁面緑化です。真っ白なビルに緑のボーダーラインが鮮やかです。
コンパクトな緑化が出来るエコグリーンマットシステムならこの様な壁面緑化が可能です。
ZAM鋼板プランターとワイヤーメッシュの組合せ壁面緑化です。
植栽:ヘデラカナリエンシス、ヘデラゴールデンチャイルド
自動潅水システム導入。
-
施設区分
事務所・オフィスビル -
納入年月
2016年10月 -
都道府県
東京都 -
施工範囲
~100㎡、約64㎡
土だけでプランター緑化しようとすると多量の土が必要となります。
エコグリーンマットシステムなら、少量の土との組み合わせで可能となります。
今回は、ZAM鋼板製プランターとエコグリーンマットシステムと人工軽量土壌との組み合わせで非常にコンパクトな緑化基盤を構成しています。
H100×300×1800のZAMプランターとワイヤーメッシュ 100目ф3 を使用。
エコグリーンマットシステムを使用することで土が流れ出すこともなく、きれいな状態を維持します。
コンパクトな基盤ですから、外から見ても意匠性に優れ違和感がありません。
プランターの下には、排水穴と脚が付いており、排水性も問題ありません。
植物は、外側に葉のボリュームのあるヘデラカナリエンシス(常緑)を植え、内側には、キュートな葉のヘデラゴールデンチャイルドを植栽しています。
点滴潅水ホースと年間式コントローラを設置し、自動灌水にしてありますので、手間もかかりません。
外からの光を受けると、植物がより鮮やかに輝き、室内で働く人々の心を和ませてくれます。きっといいアイディアも浮かんでくるのではないでしょうか。
大きなプランターでは、この様な空間を創造することは難しいですね。
エコグリーンマットシステムならではの緑化です。
生き物の植物ですから、当然メンテナンスも必要です。
植栽選びもそこがポイントになりますね。
せっかく緑化をしても、手間が掛かり過ぎると ついついメンテがおろそかになり粗放状態になり、マイナスイメージになりかねません。
コンパクトなシステムと植栽を慎重にセレクトし、いつまでもみなさんを楽しませてくれる緑化であって欲しいです。
緑化導入後の経過
約7か月経過しました。
冬場は、一部紅葉しているところもありましたが、今は、緑が濃くなってきています。
ボリュームも増えてきたので、より壁の白とのコントラストがはっきりしてきました。
ヘデラを2種類使っています。
外側は、カナエイエンシスを使用しており、葉も大きく緑の存在感があります。
これから夏本番を迎えると、もっと育っていくことでしょう。
緑もより鮮やかになるでしょう。
1年半経過
緑が鮮やかになってきました。
水の管理、防虫、葉水などのケアも適宜していく必要があります。
植物は、生き物です。
その時々の環境に変化に合わせて、気をつけてやることで、植物も素晴らしい表情を維持し、私たちを和ませてくれます。
2019年08月撮影
3年と10か月が経過しました。
暑さにも負けず緑を維持しています。
少し伸びた部分は、剪定すると良いかもしれませんね。
今後のメンテナンスとしては、施肥・剪定・除草が必要かと思います。
2024年09月撮影
8年が経過しました。
記録的猛暑が続いた2024年の夏も元気に生育できたようです。
剪定も行われていて、優れた美観を維持しています。
東向きの壁面に緑化されています。
訪れた時間が夕方だったため、日差しが入り込まず暗い画像になりましたが、朝方はよりきれいな緑化面となっていることでしょう。