東京の葛飾の立体駐車所の壁面緑化です。
土の代わりのエコグリーンマット仕様により軽量化とコンパクト化を図ることが可能となりました。
金属だけの建物に生き物が加わる事で無機質な建物に息吹が・・・。
下垂型の壁面緑化です。自動灌水、排水管設置
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施設区分
その他 -
納入年月
2015年2月 -
都道府県
東京都
SUSプランターに骨材が底部(排水層)と側部(断熱層)に入り、土の代わりの植栽基盤のエコグリーンマットフェルトがセットされています。
土だともっと多くの容量が必要となり、大きなプランターが必要ですが、フェルト基盤の為究極のコンパクト化が図れています。
このフェルトは特殊繊維構造の為、通気性・保水性・排水性のバランスが植物にとって優れた環境を持続出来ます。
SUSプランターは、H鋼にしっかり受け脚で固定されています。
プランターの下部からは排水管に繋がるパイプがセットされています。
植物は、ヘデラカナリエンシスを4P/m間隔にて。
下垂型で植物は下部のフェンスに誘引。
プランターの表面には、蒸散防止と紫外線対策に針葉樹脂のマルチングを敷設。
自動灌水(年間式コントローラ)。
緑化導入後の経過
施工から1年3ヶ月経過しました。
(2016年5月15日時)
新緑の季節に壁面の植物も若葉が出てきています。
青空と立体駐車場の緑が鮮やかです。
上の2枚は、立体駐車場の東面の現状です。
下の1枚は、立体駐車場の西面の現状です。
ヘデラカナリエンシスは、耐陰性もあり建物のどの方向にも設置が可能です。